株式会社ジェイピー・セキュア(以下、JP-Secure)は8月1日、シグネチャ型Webアプリケーションファイアウォール(WAF)ソフト「SiteGuard」を発表した。同日より販売を開始する。
SiteGuardは、Webアプリケーションを脅威から防御するためのWAF製品。日本エフ・セキュアよりJP-Secureに譲渡、移管された「F-Secureサイトガード Linuxサーバ版」のインターフェイスを改良したほか、各種機能を拡充して提供する。
特徴は、各種WebサーバーやWebアプリケーションへの攻撃・侵入手法をデータベース化し、ネットワークセキュリティの専門家によってチューニングされた定義ファイル「トラステッド・シグネチャ」を標準搭載している点。これとほかの防御機能を併用することで、既知の攻撃の97%を防御できるという。この定義ファイルは自動更新されるので、新たな攻撃にも随時対応でき、パラメータ検査機能などによって、未知の攻撃に対しても有効な防御を提供するとのこと。また、ユーザーが導入・運用時に複雑な設計・設定作業を行う必要がない点も特徴で、専門的な知識のないユーザーでも、容易に導入できる。
価格は、初年度が178万円、次年度以降が53万4000円。JP-Secureでは、2008年度に1億円、2010年度には5億円の売り上げを見込む。
■ URL
株式会社ジェイピー・セキュア
http://www.jp-secure.com/
ニュースリリース
http://www.jp-secure.com/cont/news/2008/080801.html
( 石井 一志 )
2008/08/01 17:01
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