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日本CAD、一元管理ツールなど追加した不正接続PCの検知製品


IntraGuardian Version 1.2.0

IntraGuardian Manager画面
 日本シー・エー・ディー株式会社(以下、日本CAD)は8月6日、私物PCの不正接続対策装置の新版「IntraGuardian Version 1.2.0」を発表した。価格は5万9800円で、同日より出荷を開始する。

 IntraGuardianは、不正接続端末の検知・排除に特化した製品。手のひらサイズのコンパクトな装置を社内ネットワークに接続し、簡単な設定ですぐに使用できるのが特長。登録されていないPCなどを不正接続端末として検知し、即座に管理者あてに警告メールを送信する「検知機能」、不正接続端末が社内の情報を取得したり、ウイルスなどを拡散したりしないよう、自動的に通信をブロックする「排除機能」を備えている。無線LAN経由で接続した不正端末の検知にも対応する。

 新版では、一元管理ソフト「IntraGuardian Manager」が無償で利用できるようになった。これにより複数の拠点に設置されたIntraGuardianの各種設定を一元管理することが可能にとなり、大規模環境での運用コストを大幅に低減する。また、複数の拠点への接続を許可する端末を簡単に登録できる。例えば、営業担当者用のノートPCなど、拠点間を往来する端末の管理も容易になるという。

 そのほか、不正接続端末の排除機能の強化、設定のインポート・エクスポート機能の追加などが図られている。併せて、1拠点あたりの登録可能端末数を、256台から1024台へと引き上げている。

 日本CADでは、製品の直接販売・間接販売のほか、OEM供給も進め、初年度2000台の販売をめざす。



URL
  日本シー・エー・ディー株式会社
  http://www.ncad.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.ncad.co.jp/contents/news/press/20080806.html


( 川島 弘之 )
2008/08/06 15:38

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