京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下、KCCS)は8月6日、企業が持つネットワーク資産やリスクを収集・評価する「SecureOWLネットワーク資産&リスク洗い出しサービス」「サーバ設定確認サービス」を発表した。8月20日より提供を開始する。
新サービスのうち、SecureOWLネットワーク資産&リスク洗い出しサービスは、イントラネット内に接続されているサーバーやネットワーク機器の洗い出しを実施するサービス。顧客のネットワーク内に脆弱性診断アプライアンス「nCircle IP360」を設置して、KCCSのセキュリティエンジニアがリモートから操作し、稼動中のOS、サービス、アプリケーション情報と脆弱性リスクを台帳化。CSV形式のデータ、サマリーレポートとして提供するという。価格は59万8000円(税別)からで、診断期間は7日間。
一方のサーバ設定確認サービスは、KCCSのセキュリティエンジニアが顧客を訪問し、サーバーの設定情報の確認とレポーティングを代行するサービス。管理者権限のあるユーザー一覧、稼動状態を含めたサービスの一覧、またはインストール済みパッチやパッケージ情報などのレポートを提供できるという。価格は、基本サービスが25万円(税別)から、必要な情報のみを表示したレポートを作成するオプション「目的別レポート作成サービス」が12万5000円(同)から。なおサーバ設定確認サービスでは、設定監査ソフト「Ecora Auditor Pro.」を利用するとのことである。
■ URL
京セラコミュニケーションシステム株式会社
http://www.kccs.co.jp/
ニュースリリース
http://www.kccs.co.jp/press/release/080806.html
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( 石井 一志 )
2008/08/06 19:11
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