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ログの分析・監視をSaaS形式で提供する「Can 査ぽーと」 |
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株式会社オージス総研とさくら情報システム株式会社は8月8日、ログの分析・監視をSaaS形式で行う「Can 査ぽーと」を発表した。両社の協業ソリューション「ITマネジメント・トータルサポート」の第1弾として提供される。 Can 査ぽーとは、さくら情報システムのログ分析ソフトウェア「PowerAudit」を利用した、SaaS形式で提供するログ分析サービス。顧客が取得したログをオージス総研のデータセンターへ転送した上で、顧客ごとのセキュリティポリシーに従って分析する。操作端末、データベース、業務アプリケーション、ファイルサーバーなどのログが分析対象で、ログフォーマットが公開されているテキスト形式のログに対応するとした。 分析結果は、専用のWeb画面から確認可能。フィルタリングによって不正につながる兆候のログを切り分け、脅威レベルに応じて確認できるほか、ログ情報と人事情報をマッチングさせる機能を利用するため、IT知識があまりない現場部門のユーザーでも違反者の特定が行えるという。また、違反の検知後に本人へ事情説明を要求したり、その報告を確認したり、といったコミュニケーションの機能も提供するとのこと。加えて、ログ監視の状況を出力するレポート機能も備え、個人情報漏えい防止や内部統制など、各種監査の補助資料としても活用可能としている。 価格は、初期費用が70万円から、月額費用が18万円（保存ログ100GBまでの場合）から。両社では中堅企業を中心に、4年で40社以上への販売を見込んでいる。 ■ ＵＲＬ 株式会社オージス総研 http://www.ogis-ri.co.jp/ さくら情報システム株式会社 http://www.sakura-is.co.jp/ ニュースリリース（PDF） http://www.sakura-is.co.jp/pdf/pd_topics080808.pdf
（ 石井 一志 ）
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