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日立システム、RADIUSサーバーとの連携機能を追加した不正接続防止ソフト新版


 株式会社日立システムアンドサービスは8月19日、PCのネットワーク不正接続を防止するソフトの最新版「オープンネット・ガード Ver4.0」を発表した。10月1日より販売を開始する。

 オープンネット・ガードは、PCからネットワークへの不正な接続を防止するためのソフト。MACアドレスをチェックし、あらかじめ登録されたPCにのみDHCPサーバーからIPアドレスを配給する仕組みにより、登録外のPCを社内ネットワークへ接続させないようにできるのが特長。

 最新版では、RADIUSサーバーとの連携機能を追加。オープンネット・ガードが保持する許可されたMACアドレス情報をRADIUSサーバーに登録できるため、RADIUS認証により許可された端末かどうか判断できるようになった。また、アラクサラ製認証機能付きスイッチングハブを使用した場合、認証情報として接続機器の番号や日時をレポートで確認したり、警告メールや管理者へのメッセージ送信も可能。

 そのほか、セキュリティやウイルスチェックの実施状況を確認するPC監査機能に、PCを節電モードに変更する機能を追加。これにより、全社設定を統一できるため、PC全体の消費電力削減に有効としている。

 価格は、200クライアントの場合で、エンタープライズ版が130万2000円、下位版のスタンダード版が92万4000円。同社では、2010年度までに300社への販売を目標としている。



URL
  株式会社日立システムアンドサービス
  http://www.hitachi-system.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.hitachi-system.co.jp/press/2008/pr080819.html


( 福浦 一広 )
2008/08/19 12:30

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