チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(チェック・ポイント)は8月20日、仮想環境向けのセキュリティソフトウェア「VPN-1 Virtual Edition(VE)」を発表した。同日より出荷が開始される。
VPN-1 VEは仮想環境向けに提供されるセキュリティソフトウェア。物理的なセキュリティアプライアンスを使用しなくとも、アプリケーションが別々のサーバーに配置された場合と同じように、仮想環境の個々のアプリケーションを保護できるという。また、物理ネットワークと仮想アプリケーションを一元的に管理でき、仮想・物理の両環境の統合ロギングによって、監査、コンプライアンス、リスク管理を強化できるとのこと。
対応する仮想環境は、VMware ESX/ESXi。価格は、5つの仮想マシンを対象とする構成の場合で、120万円からになる。
またVPN-1 VEの販売開始に伴い、仮想セキュリティ製品のラインアップに「VPN-1 Power VSX」が追加された。MSP(マネージドサービスプロバイダ)や企業がこれを利用すれば、単一のハードウェア上で最大250の仮想セキュリティシステムを統合できるという。
■ URL
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
http://www.checkpoint.co.jp/
( 石井 一志 )
2008/08/20 15:48
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