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ファイル監視機能などを強化した情報漏えい対策ソフト「CWAT」新版


 株式会社インテリジェントウェイブは8月21日、情報漏えい対策ソフトウェアの新版「CWAT Version4.0」を発表した。10月27日より出荷を開始する。

 CWATは、クライアントPCの操作を常時監視する情報漏えい対策ソフト。クライアントPCにおけるファイルコピーと印刷、アプリケーションの起動、プリントスクリーン取得、メール送信、Web操作などを監視する機能を備える。また、企業のセキュリティポリシーに従って不正操作を検知する機能や、外部デバイスを利用したデータ持ち出しを防ぐ機能、データ暗号化機能なども搭載している。

 今回の新版ではファイル監視機能を強化し、圧縮ファイル内のキーワード検知対応、キーワード検知方式の拡張などが行われた。また、Unicodeをサポートしたことで、言語を問わないキーワード検知が可能になったほか、64ビットプロセス監視機能の追加、IPv6対応などを実現している。加えて、監視サーバーソフトウェアの操作性を向上。インストールの簡略化、通信プロトコルの変更によるパケットロス低減、機能・役割ごとにサーバーを分散構成する機能なども実現したとのこと。

 価格は、サーバーソフトウェアの「オーガナイゼーションモニタ」が50万円~250万円。クライアントソフトウェアでは、暗号化機能付きの「オペレーションディフェンスコントローラ プロ」が1万8700円/台、スタンダード版の「オペレーションディフェンス スタンダード」が9500円/台、操作ログ取得機能のみの「オペレーションディフェンスコントローラ エントリー」が6000円/台、などとなっている。



URL
  株式会社インテリジェントウェイブ
  http://www.iwi.co.jp/
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.iwi.co.jp/pdf/pdf_080821_1.pdf


( 石井 一志 )
2008/08/21 17:25

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