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Y-E DATA、HDD返却時の暗号化で安全性向上したデータ復旧サービス


 株式会社ワイ・イー・データ(Y-E DATA)は8月22日、データ復旧サービス「Ontrackデータリカバリーサービス」において、HDD返却時のセキュリティを高める新サービスを発表した。返却メディアとして、2.5型暗号化ポータブルHDD「YD-8V54」を利用することで、返却経路上でのデータの盗み見などを防止する。9月21日発送分より利用開始する予定。

 同社がデータ復旧サービスを開始したのは1995年のこと。顧客から郵送されたHDDをデータ復旧して送り返すというものだが、内部統制や個人情報保護法に合わせて、顧客からの「返却メディアのセキュリティを強化してほしい」というニーズが増加したという。今回の新サービスはこれに応えるもので、データ復旧したあとの返却メディアとして独自開発の暗号化ポータブルHDDを活用するのが特長。

 データ復旧を依頼したユーザーのみがデータを読み出せるので、HDDが誤ってほかの人の手に渡った場合も、情報漏えいの危険性がないという。暗号化方式としてはAES 128ビットを採用。依頼したユーザーはメールで別途連絡されるパスワードを使って復号する。

 特別な暗号化ソフトを用意しなくてよいのも特長。暗号化ポータブルHDD自体に暗号化・復号モジュールが組み込まれているため、復号はユーザーがデータを読み出した際に自動的に行われる。このほか同社では、2.5型としたことで小型・軽量化できたのもメリットとしている。USBバスパワーにより電源供給が可能なこのデバイスは、復旧データを取り出したあとも、ユーザーの下で暗号化ポータブルHDDとして利用することができる。



URL
  株式会社ワイ・イー・データ
  http://www.yedata.co.jp/
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.yedata.co.jp/news/image/080822.pdf


( 川島 弘之 )
2008/08/22 13:42

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