日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(日立ソフト)は8月27日、メール環境の課題解決を実現する「メールソリューション」の新メニューとして、メールの誤送信を抑止する「留め~る」を発表した。9月1日から提供を開始する。
留め~るは、送信メールをサーバー上に一定時間保留することで、メールの誤送信を抑止するソリューション。保留時間内であれば、メール送信者がWeb画面から送信をキャンセル可能。メールに含まれるキーワードや添付ファイルの属性を精査する機能も備え、誤送信の疑いのあるメールを検知した際に送信者にメールで通知したり、保留時間を自動で延長したりもできる。また、社内あてのメールは保留せず、社外あてのメールのみ保留するといった時間差送信にも対応する。
ユーザーアカウントを1人ずつ登録する手間を省く、ユーザーアカウントの自動登録機能も登載。将来的には、保留されたメールを、上長が送信許可操作することで送信可能とする「上長承認機能」もサポート予定。
誤送信抑止サーバーの必要スペックは、Core 2 Duo 2.60GHz以上、メモリ2GB以上、50GB以上のHDD空き容量、Red Hat Enterprise Linux 4。なお誤送信抑止は、センドメールの「Mailstream Switch MTA」「Mailstream Manager」「Mailcenter Quarantine」などで実現する。
価格は、初年度保守費用を含め、250ユーザーで163万円(税別)。別途、ハードウェア/OS/構築費が必要となる。
■ URL
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
http://hitachisoft.jp/
ニュースリリース
http://hitachisoft.jp/news/news519.html
( 川島 弘之 )
2008/08/27 14:17
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