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dit、セキュリティ事故の原因と証拠を収集・解析する「X-Ways Forensics」


 株式会社ディアイティ(以下、dit)は9月2日、独X-Ways Software Technologyのフォレンジックツール「X-Ways Forensics」の販売を、9月3日より開始すると発表した。

 X-Ways Forensicsは、セキュリティ事故の際に、PCに接続されたHDDやUSBメモリを解析し、インシデントの原因や不正行為の証拠となるデジタルデータを取得できるフォレンジックツール。バイナリエディターの「WinHEX」をベースにした解析・検索ソフトと、HDD複製用の「X-Ways Replica」、Webブラウザの履歴を解析する「X-Ways Trace」を付属したパッケージとして提供される。これらにより、情報収集から解析、報告書作成まで同じワークフローを共有しながら実行することが可能という。

 システム稼働を停止させることなく、暗号化されたシステムからもデータの収集、証拠の保全が可能。インターフェイスとマニュアルは日本語化されている。初心者に使いやすい操作性と上級者向けの高機能を兼ね備え、IT統制のための監査、PC利用状況調査、システムバックアップ、障害復旧などにも利用可能な柔軟性にも富んでいるという。

 価格は、ライセンスあたり38万円(税別)。ditでは、初年度に300ライセンスの販売をめざす。



URL
  株式会社ディアイティ
  http://www.dit.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.dit.co.jp/news/news2008/2008_0902.html


( 川島 弘之 )
2008/09/02 16:35

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