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HDE、ゲートウェイ型のメール電子署名・暗号化ソフト


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 株式会社HDEは9月3日、メールを利用した“なりすまし”に対抗するためのメール電子署名付加・暗号化ソフト「HDE Secure Mail 3 for S/MIME」を発表した。同日から販売を開始する。

 HDE Secure Mail 3 for S/MIMEは、ゲートウェイ型のメール電子署名付加/暗号化ソフト。企業が送信する1通1通のメールにサーバー側で自動的に電子署名を付加し、なりすまし対策を実現する。サーバー側でS/MIME形式の電子署名を自動的に付加するために、従来、導入の障壁となっていたというクライアントPCでの鍵管理作業が不要になる。

 メール暗号化機能も備え、サーバー側で一括して暗号化して送信したり、受信した暗号化メールを一括して復号したりすることが可能。復号時には、1世代前の秘密鍵の履歴まで保存して実行するため、証明書や鍵の更新時でも確実に復号処理を継続できるという。

 電子証明書は、グローバルサイン、セコムトラスト、日本ベリサインなどの製品で動作検証済みという。対応メールクライアントとしては、Outlook Express 6.0、Outlook 2003/2007、Thunderbird 2.0系、Lotus Notes/Domino 6.5/7.0/8、Windows Mail、Becky!などをサポート。

 価格は、210万円から。管理する鍵の数により異なるとのこと。



URL
  株式会社HDE
  http://www.hde.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.hde.co.jp/press/pressrelease/release.php?rd=200809030


( 川島 弘之 )
2008/09/03 17:07

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