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汎用コネクタで未対応データベースの監査も可能にした「IPLocks 6.5」
アイピーロックス ジャパン株式会社は9月11日、データベース監査システムの新版「IPLocks Ver6.5」を発表した。10月14日より販売を開始する。
IPLocksは、データベースの正常性(データ内容、構造、アクセス権)とアクセスの正常性を監視するデータベースセキュリティ製品。100%漏れのない監査と定型化された分析レポートを提供することで、内部統制の実現を支援するという。監視対象データベースは、Oracle Database 8i~10gR2/11g、SQL Server 2000/2005、DB2 UDB v7.2~v9.1。
新版では、異なる種類のターゲットデータベースで生成された監査レコードを取得するための汎用コネクタ「Generic Connector」を実装した。同コネクタにユーザーが独自に作成したアダプタを適用すると、IPLocksが従来サポートしていないデータベースからでも、接続APIを通じて監査レコードを取得することが可能になるという。
また、監査ログの削除スケジュール機能も搭載。監査ログ削除の実行時間、頻度およびターゲットデータベース上でのログ保存期間を設定できる。さらに、監査証跡の統計表示にも対応した。IPLocksが接続しているターゲットデータベースの監査ログに関する統計情報を表示。収集済み・未収集監査ログのレコード数、削除された監査ログのステータスなどが確認できる。
ライセンス価格は150万円(税別)。年間保守費用が別途必要。
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URL
アイピーロックス ジャパン株式会社
http://www.iplocks.co.jp/
プレスリリース
http://www.iplocks.co.jp/press/20080911.html
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