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日本IBM、最新の統合セキュリティ製品「Proventia Network MFS」 |
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Proventia Network MFSは、ファイアウォール、VPN、不正侵入防御（IPS）、アンチウイルス、アンチスパム、Webフィルタの機能を1台のアプライアンスに搭載した製品。各機能は、セキュリティ監視・対応サービス「X-Force」により最適化された防御方法をワンクリックで有効化できるため、設定や運用に高度な知識やスキルを必要としないのが特長という。 6モデルのうち、MX0804/MX1004がテーブルトップサイズ、MX3006/MX4006が1Uサイズ、MX5008/MX5110が2Uサイズの筐体を採用した。スペックはそれぞれ異なり、監視ポート数は4～10個。ファイアウォールスループットは100～1800Mbps。ファイアウォール・IPS・アンチウイルススループットは25～566Mbps。最大推奨VPNトンネル数は100～250個。 IPS機能では、プロトコル分析モジュールにより、150種類以上のプロトコルを解析できる。アンチウイルス機能では、HTTP/FTP/SMTP/POPプロトコルをサポート。アンチスパム機能では、日々更新される130万件以上のスパムデータベースと、独自のスパム判定エンジンにより検知・除去を行う。Webフィルタ機能では、日々更新される2000万以上のURLデータベースと60個にカテゴライズされたグループを保持することで、不適切なコンテンツへのアクセスを制限する。 すべてのセキュリティ機能は、Webベースの管理ツール「IBM Proventia Manager」上からオン/オフを選択するだけで、X-Forceにより最適化された方法により自動的に動作。検知・防御したイベントは、同管理ツールのログビューアで詳細が確認できる。オプションの統合管理システム「IBM Proventia Management SiteProtector」を使えば、1000台までのProventia Network MFSを集中管理可能とのこと。 ■ ＵＲＬ 日本アイ・ビー・エム株式会社 http://www.ibm.com/jp/ja/ IBM インターネット・セキュリティ・システムズ http://www.isskk.co.jp/ ニュースリリース http://www-06.ibm.com/jp/press/2008/09/2601.html ■ 関連記事 ・ 日本IBMがISS買収後の新サービスを発表、IPSを月額レンタル（2008/05/19）
（ 川島 弘之 ）
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