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日立電サ、「PCログイン」「印刷」「入退室」の統合認証ソリューション


 日立電子サービス株式会社(以下、日立電サ)は10月2日、オフィス環境からの情報漏えいを防止し、企業のガバナンスを強化する「セキュアオフィス認証ソリューション」を発表した。同日から提供を開始する。

 同ソリューションは、導入・運用コストを考慮した認証環境を実現し、オフィスからの情報漏えいを防ぐもの。ID・アクセス管理の厳格化によってコンプライアンス対応を強化するとともに、認証で使用するID情報を統合管理することで、管理者の負担を軽減することも可能という。

 具体的には、PCログイン時やプリンタでの印刷時、オフィスの入退室時に認証の仕組みを採り入れる。

 特に情報漏えいが多い紙媒体の印刷時に認証を行うことで、不正な持ち去りを防止。重要書類の印刷イメージの保存や無駄な印刷を抑止することも可能で、よりセキュアなプリント環境を実現する。加えて、入退室管理システムやPCログイン認証も実現することで、オフィス全体のセキュリティをカバーするのが特長という。

 さらに、そこで発生するログの管理・監視、保守に至るまで、日立電サがワンストップでサポート。システムライフサイクル全域をカバーしながら、導入コスト・運用効率の最適化が可能とのこと。

 価格例は、認証プリントシステム(認証ユニット1台、ICカードリーダ・ライタ1台、導入費込み)が45万円から。認証一元管理システム(50ユーザー、導入費込み)が95万4000円から。PCログイン認証システム(50ユーザー、導入費込み)が172万円から。

 日立電サでは、3年間で累計100ユーザーへの導入を目指す。



URL
  日立電子サービス株式会社
  http://www.hitachi-densa.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.hitachi-densa.co.jp/news/2008/20081002.html

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( 川島 弘之 )
2008/10/02 12:09

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