日本エフ・セキュア株式会社は10月15日、Windowsクライアント向けのセキュリティソフトウェア新版「F-Secure アンチウィルス クライアント セキュリティ Ver.8.0」「F-Secure アンチウィルス ワークステーション版 Ver.8.0」を発表した。
F-Secure アンチウィルス クライアント セキュリティは、Windowsクライアント向けの統合セキュリティソフトウェア。ウイルス対策やスパイウェア対策を中核とし、ファイアウォール、IPS、アプリケーション制御といった機能を備えるほか、企業向けに、集中管理ツールを無償提供している。F-Secure アンチウィルス ワークステーション版は、ファイアウォール機能など一部機能が省略されているが、ウイルス対策機能は同等の機能を提供する。
今回の新版では、スキャンエンジンの改良・統合と、キャッシング技術の改良によるパフォーマンス向上を実現した。また、ゼロデイ攻撃に対抗するためのホストベースIPS機能も、「ディープガード 2.0」にバージョンアップ。最短60秒で未知のファイルの情報を共有できることから、検査精度が向上したという。加えて新版では、IPv6と、64ビット版のWindows Vistaに対応している。
価格はいずれも従来版と同様で、両製品とも、1~24ユーザーの場合、初年度が9200円/ユーザー、次年度以降4600円/ユーザーとなっている。
■ URL
日本エフ・セキュア株式会社
http://www.f-secure.co.jp/
ニュースリリース
http://www.f-secure.co.jp/news/200810151/
( 石井 一志 )
2008/10/15 18:58
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