チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(チェック・ポイント)は10月15日、リモートアクセス製品の新版「Connectra NGX R66」を発表した。アプライアンス、ソフトウェア、VMware環境向けの仮想アプライアンスといった形態で提供される。
Connectra NGX R66は、リモートアクセス環境を提供するための製品。SSL-VPN、IPsec VPN、IPSの各機能が統合されているほか、ポリシーの一括配布や統合クライアント管理などの機能も備えている。リモートアクセス時には、ユーザー認証前にエンドポイントを自動スキャンし、高いレベルでのセキュリティを実現。また、ホストから切り離された安全な仮想環境を構築する「Secure Workspace」機能により、インターネットカフェなどの共用端末から接続する場合でも、セッションのセキュリティを維持できるという。
さらに、ユーザーの携帯電話などへショートメッセージサービス経由でワンタイムパスワード用の認証コードを送信できる「DynamicID」機能を搭載。ユーザーが専用のスマートカードやトークンを持ち歩かなくても、また専用の認証サーバーを用意しなくとも、二要素認証が可能になるとしている。
価格は、アプライアンスが105万円から、ソフトウェアが88万円から。
■ URL
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
http://www.checkpoint.co.jp/
ニュースリリース
http://www.checkpoint.co.jp/pr/2008/20081015connectra-ssl-vpn.html
( 石井 一志 )
2008/10/17 17:58
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