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チェック・ポイント、中小規模向けアプライアンスのセキュリティ機能などを強化


UTM-1 Edge
 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(チェック・ポイント)は11月20日、中小規模ネットワーク向けセキュリティアプライアンス「UTM-1 Edge」のファームウェア新版を発表した。UTM-1 EdgeのOSに対してファームウェアのアップグレードを適用することで利用可能になる。

 UTM-1 Edgeは、主に、支社・支店環境などの中小規模ネットワーク向けに提供されるセキュリティアプライアンス。ファイアウォール機能を中心に、リモートアクセス、Webフィルタリング、ネットワークアクセス制御、メールセキュリティなどの機能を統合して提供する。

 新版ではまず、メールセキュリティにおける迷惑メール(スパム)対策機能を強化。誤検出の削減と、新たなスパム、フィッシングに対する素早い対応を可能にする機能が搭載されている。また、EAP認証装置を内蔵し、RADIUS認証サーバーを別途用意しなくても、アクセス制御が実施できるようになった。

 さらに、レガシーシステムとの接続性を向上させる「ターミナル・サーバー」機能を搭載。管理・監視機能も強化され、「ネットワーク・インターフェイス・モニタ」、デバイス情報とリソース使用率を監視する「ステータス・モニタ」の追加、ポリシーエディタとログビューワの機能向上なども行われている。

 なお今回の新機能は、小規模向けのアプライアンス「Safe@Office」でも利用できるとのこと。



URL
  チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社
  http://www.checkpoint.co.jp/


( 石井 一志 )
2008/11/20 18:10

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