株式会社ラックは11月25日、短期間で効率的にセキュリティ対策状況が確認できるサービス「プラットフォーム診断 エクスプレス(以下、エクスプレス)」を発表した。これまでに同社が提供してきた「プラットフォーム診断 スタンダード/アドバンスト(以下、スタンダード/アドバンスト)」に続く新ラインアップとなる。提供開始は同日より。
エクスプレスは、外部公開ネットワークおよびイントラネットワークのサーバーやネットワーク機器をリモートから診断し、セキュリティ対策状況の確認を行うサービス。診断ツールを使い、OSやアプリケーションの脆弱性、パッチの適用状況、セキュリティ設定状況、ソフトインストール状況などをネットワーク経由で診断する。
検出された脆弱性についてハンドオペレーションによる精査を実施するスタンダード/アドバンストでは、診断結果提出まで最短3週間であるのに対し、エクスプレスでは最短3営業日と早さを優先しているのが特徴。
社内で管理しきれなくなっているシステムの脆弱性を俯瞰(ふかん)し、解決策もレポートするため、ユーザーは対応実施計画の策定に活用できるとしている。
提供開始に伴い、お試しキャンペーンを実施する。12月16日までの申し込みで、外部に公開されているネットワーク上の各種機器を対象に、50IPまで30万円のキャンペーン価格で提供する(通常なら70万円相当とのこと)。ただし、イントラネットワーク診断はキャンペーン対象外。
■ URL
株式会社ラック
http://www.lac.co.jp/
ニュースリリース
http://www.lac.co.jp/news/press20081125.html
( 川島 弘之 )
2008/11/25 17:00
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