株式会社HDEは12月2日、添付ファイルの暗号化ソフトウェア新版「HDE Secure Mail 3 for ZIP」を発表した。
HDE Secure Mail for ZIPは、メールの添付ファイルを暗号化するソフトウェアの新版。ゲートウェイとしてネットワークに設置するため、通過するすべてのメールの添付ファイルを漏れなく暗号化でき、メールフィルタリング製品によるメール監視、ウイルス対策製品によるウイルスチェックの後に暗号化することも可能という。また、広く利用されているZIP暗号化アルゴリズムを使用するので、受信者が特別なツールを導入することなく、簡単に復号できる特徴も持つ。
今回の新版では、主にユーザーの使い勝手を向上させた。具体的には、複数の添付ファイルをまとめて1つのZIP暗号化ファイルにまとめる機能や、ZIP暗号化しない添付ファイルを拡張子で指定する機能などを搭載している。加えて、これまで最短16字だったランダムパスワードの長さを、最短8文字から指定できるようにしたほか、Red Hat Enterprise Linux 5 for Intel x86/Intel EM64Tに新たに対応している。
価格は、100ユーザーで105万円から。
■ URL
株式会社HDE
http://www.hde.co.jp/
プレスリリース
http://www.hde.co.jp/press/pressrelease/release.php?rd=200812020
( 石井 一志 )
2008/12/02 18:19
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