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日立ソフト、職務分掌を実現する特権IDの一元管理ソフト「SR-AdminSupport」


 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(以下、日立ソフト)は12月4日、特権ID管理ソフト「SR-AdminSupport」を発表した。同日から販売開始する。

 SR-AdminSupportは、特権IDの発行・失効と棚卸しを一元管理するソフト。特権IDとは、サーバーOSに対してすべての操作権限を持った管理者向けIDのこと。これが複数の人で共有されたり、すでに退職した人の特権IDが残っていたり、特権IDユーザーが管理外の特権IDを無断作成したりといったことが、内部統制上の問題になっているという。SR-AdminSupportでは、複数の特権IDを一元管理することで、特権IDの不正利用を防止し、統制のとれた管理を実現する。

 主な機能としては、管理対象サーバーの特権ID情報を容易に収集することが可能。棚卸しを行うことで、SR-AdminSupport管理外の特権IDの存在が把握でき、幽霊IDや不正登録されたIDが検出できる。サーバー管理者用に特権IDを割り当てたあと、作業が終了したらその特権IDを削除し、不要な残存を防ぐことも可能。

 またSR-AdminSupportでは、管理者の権限を「システム管理者」「特権IDの管理者」「サーバー管理者」の3つのグループに分けて管理するため、職務分掌が実現できる。例えば、特権IDの管理者はサーバー管理者に割り当てられた特権IDのパスワードを参照できない。一方、サーバー管理者は自分自身に割り当てられた特権IDとパスワードのみ参照可能なため、特権IDを不正に作成するなども行えないようになっている。

 そのほか、特権IDの発行・失効、およびパスワード変更履歴の一覧表示とファイル出力が可能。

 価格はサーバーライセンスが150万円(税別)、管理対象に導入するエージェントライセンスが13万5000円(同)/サーバー。なお、OSカーネルに一切変更を加えないため、現在稼働中のシステムにそのまま導入できるという。まずはWindows OSの特権IDを管理対象としているが、次期バージョンでは、UNIX/Linux OSの特権ID、ならびに特権ID以外の管理者IDも対象とする予定。

 日立ソフトでは、年間600ライセンスの販売を目標としている。



URL
  日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
  http://hitachisoft.jp/
  ニュースリリース
  http://hitachisoft.jp/news/news545.html


( 川島 弘之 )
2008/12/04 16:34

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