キヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)とNECソフト株式会社は12月9日、メールフィルタリングソフトの新版「GUARDIANWALL Ver7.2」とWebフィルタリングソフトの新版「WEBGUARDIAN Ver3.3」を発表した。いずれも12月15日より販売を開始する。
GUARDIANWALLは、メール送受信記録の保存やポリシーに違反するメールのブロックなどを行う、メールフィルタリング製品。新版では、メール監査統計レポートの出力において、管理者の保留メール監査状況分析、各管理者の監査進ちょく状況分析が追加された。この機能によって、管理者の監査状況を詳細に把握できるという。あわせてフィルタリングルール条件が強化され、圧縮ファイルフォーマットの対応拡充、フィルタタイプ判定機能の追加などが行われた。
一方のWEBGUARDIANは、ポリシーに違反するWebサイトへのアクセスをブロックしたり、利用状況を記録したりするWebフィルタリングソフト。こちらの新版では、IM(インスタントメッセンジャー)の使用制限、送信メッセージのキーワード検査に対応した。また、送信メッセージ内容をセッション単位でまとめて閲覧する機能も備えている。
価格は、GUARDIANWALLが50ユーザーで96万円(税別)から、WEBGUARDIANが50ユーザーで85万円(税別)から。なお今回は、両製品の統合ソリューション「GUARDIANSUITE」も「同 Ver4.2」にバージョンアップする。価格は50ユーザーで162万9000円(税別)から。
■ URL
キヤノンITソリューションズ株式会社
http://www.canon-its.co.jp/
NECソフト株式会社
http://www.necsoft.com/
ニュースリリース
http://www.canon-its.co.jp/company/news/20081209gs.html
( 石井 一志 )
2008/12/09 15:00
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