トレンドマイクロ株式会社は12月24日、法人向け有償サポートプログラム「トレンドマイクロ プレミアム サポート」を2009年1月1日より刷新すると発表した。新サポートサービスでは、感染被害発生後のサポートのみならず、セキュリティ被害の発生そのものを防止するための「プロアクティブ プロテクション サービス」を提供する。
トレンドマイクロ プレミアム サポートは、24時間365日の問い合わせが可能な、法人向けの有償サポートサービス。感染被害が発生した場合に、顧客ごとに担当エンジニアをアサインされたエンジニアが感染被害を収拾することを目的としていた。具体的には、検体の解析によるマルウェアへの対応や、感染被害発生後2時間以内の提供を目標に、バンテージパターンの提供などを実施している。
今回はこうした早期の事態収拾を目指すサポートに加えて、被害発生の予防を支援するプロアクティブ プロテクション サービスが新たに提供される。このサービスでは、問い合わせや製品のログなどからセキュリティリスクを分析するほか、顧客環境に応じた適切な製品群の実装を支援。これらの対策によって、セキュリティの強化と運用効率化に貢献するとしている。
トレンドマイクロ プレミアム サポートの参考価格は、250万円/年から。トレンドマイクロでは今回の刷新により、今後1年間で50社の新規契約獲得を目指す。
■ URL
トレンドマイクロ株式会社
http://www.trendmicro.co.jp/
ニュースリリース
http://jp.trendmicro.com/jp/about/news/pr/article/20081222092934.html
( 石井 一志 )
2008/12/24 15:03
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