株式会社ラックは1月14日、侵入検知・防御システム(IDS/IPS)のレンタルとそのセキュリティ監視・運用管理サービスまでをセットにした「MSSオールインワン・サービス」を発表した。2月1日より提供を開始する。
MSSオールインワン・サービスは、ラックのセキュリティ監視センター「JSOC」が提供するセキュリティ監視サービス「マネージド・セキュリティ・サービス(MSS)」に、IDS/IPSの導入・保守をセットにしたパッケージ。運用サービスのみならずセキュリティ機器とその導入もラックから提供されることから、ユーザーは機器の選定や導入といった煩雑な作業から解放されるメリットがある。また月額制の利用料金を採用しているため、導入時の初期コストを抑制でき、計画的なセキュリティ対策予算を立てられるとのこと。
レンタルされる機器は「IBM ISS Proventia Network IPSシリーズ」で、システム構成はシングル、HAのいずれにも対応。また監視帯域は、200Mbps、400Mbps、1.2Gbpsをサポートする。月額利用料金は帯域などの条件によって変わるが、例として200Mbps帯域対応のIPS機器を導入した場合、3年契約で35万円、5年契約で33万円となっている。
■ URL
株式会社ラック
http://www.lac.co.jp/
プレスリリース
http://www.lac.co.jp/news/press20090114.html
( 石井 一志 )
2009/01/14 11:50
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