株式会社ラネクシーは1月19日、米DeviceLock製のデバイス制御ソフト「DeviceLock V6.3」の販売を2月12日より開始すると発表した。
DeviceLock V6.3は、USBメモリやCD-ROMなどの着脱可能メディアを始め、IEEE 1394ポート、Wi-Fiアダプタ、BluetoothアダプタなどクライアントPCの周辺機器の使用を制限することで、情報の不正持ち出しを防止する製品。導入時のインストールや設定が簡単で、さらに高価なサーバーライセンスを必要としないため、コストパフォーマンスに優れるのが特長という。
DeviceLock V6.3では、外部デバイス制御に加え、使用できるUSBメモリなどを個体単位で指定できるホワイトリスト機能、外部デバイスの操作ログを記録する機能、外部デバイスに出力したファイルをミラーリングするシャドウイング機能なども搭載する。これらにより、USBメモリへのファイルコピーを制御し、業務でどうしても必要な場合は会社で用意したものだけを使用させ、さらにファイルそのものをミラーリングする、といった運用が可能になる。
またローカルプリンタ、ネットワークプリンタのアクセス制御も可能になっており、印刷ログ・印刷シャドウイング機能が追加されている。印刷シャドウイング機能でコピーされた印刷ドキュメントは、あとで製品のビューアを使用して参照できる。
ボリュームディスカウントを採用しており、価格は1~24ライセンスの場合で6000円(税別)/ライセンス、25~49ライセンスの場合で5500円(同)/ライセンスなど。ラネクシーでは、初年度7万5000ライセンス、約2億6000万円の売り上げを見込む。
■ URL
株式会社ラネクシー
http://www.runexy.co.jp/
プレスリリース
http://release.vfactory.jp/pressroom/06078/32589.html
( 川島 弘之 )
2009/01/19 12:27
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