株式会社ハイパーギアは1月22日、DRM技術によるUSBメモリ認証機能付きのファイル暗号化ソフトウェア「HGPscanSECUREmini」を開発したと発表した。
HGPscanSECUREminiは、Excel/Wordファイルをセキュアに取り扱えるようにするファイル暗号化ソフトウェア。これを利用すると、ファイルを暗号化したまま、Word/Excelから直接ファイルを開いて編集・印刷などの作業を行えるので、操作性・機能性を損なわないという。また、認証用USBメモリがなければ暗号化ファイルを開けない仕組みを導入しているため、万一ファイルが外部に流出しても開けないとのこと。さらに、暗号化ファイルに有効期限を設定したり、一定期間後に自動削除したり、といった設定も可能になっている。
また、通常の暗号ソフトウェアでは対応できない、ファイル利用権限の設定が可能。印刷、編集、保存の禁止など、操作する機能を指定した利用制限を行える。加えて画面キャプチャ対策も施されており、PrintScreen操作の禁止が可能なほか、画面キャプチャプログラムが実行されると、ファイルを非常時にしてキャプチャを防ぐ機能も備えた。
対応アプリケーションは、Word 2000/2002/2003/2007、Excel 2000/2002/2003/2007。
価格は、基本パッケージが10クライアントで10万2900円、追加ライセンスが10ユーザー3万1500円で、最大30クライアントまで拡張できる。また認証用USBメモリは10本3万1500円だが、3月末までのキャンペーンとして、基本パッケージ購入時に無償で10本の認証用USBメモリを提供する。
■ URL
株式会社ハイパーギア
http://www.hypergear.com/
ニュースリリース
http://www.hypergear.com/mt/main/archives/2009/01/mini.html
( 石井 一志 )
2009/01/22 14:10
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