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クオリティ、PC操作ログ取得ツールの新版-ログの時系列表示が可能に


 クオリティ株式会社は1月28日、クライアントPC操作ログ取得ツールの新版「QOH(Quality Operate Hawkeye) Ver.2.0」を発表した。

 QOHは、クライアントPCの操作ログを取得するツール。「プロセス起動」「ドキュメントアクセス」「Webアクセス」「ファイル操作」「プリンタ操作」「ウィンドウタイトル」「メール送受信」「FTP操作」「クリップボード」「スナップショット」「ログオン」の11種類の操作ログが取得できる。

 新版では、あらかじめ設定したセキュリティポリシーに違反する行為を検知した際に、管理者および操作を行ったユーザーにアラートを発する機能が追加された。また複数のログから指定したキーワードを横ぐしに検索し、時系列に表示するトレース機能も搭載。目的とするファイル名を指定することで、そのファイルに関連する一連の操作を時系列で確認できるため、万が一のインシデント時に原因特定が可能になるという。

 加えて、QOHコンソールを利用してログを閲覧したシステム管理者の記録を残す「コンソール操作ログ取得機能」も追加されている。

 販売はパートナー経由で、価格はオープン。参考価格は100ライセンスで66万9000円、1000ライセンスで566万円。クオリティでは年間10万ライセンス、3億円の販売を見込む。



URL
  クオリティ株式会社
  http://www.quality.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.quality.co.jp/company/newsrelease/news_20081216.html

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  ・ クオリティ、11種のログを取得可能な操作ログ取得ツール(2008/02/01)


( 川島 弘之 )
2009/01/28 16:49

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