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NTTデータ、企業向けにケータイ版OTPをSaaSで提供するサービス |
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株式会社NTTデータは2月5日、ワンタイムパスワード認証サービス「BizEmotion-OTP」の新サービスとして、企業内利用を目的とした「BizEmotion-OTP Enterprise Edition（以下、BizEmotion-OTP EE）」を発表した。同日から提供開始している。 BizEmotion-OTP EEは、RSAセキュリティの技術協力により開発した「携帯電話版ワンタイムパスワードソフトウェアトークン」をSaaS形式で提供するサービス。企業におけるリモートアクセスやWindowsログインなどの認証で活用可能とするための社員へのトークン配信業務やトークン管理業務を、インターネット経由で行えるようにする。ハードウェアトークンの配送や在庫管理、有効期限切れの際の交換作業などのコストが不要になるとともに、普段使っている携帯電話がそのままトークンになるため、自宅に置き忘れることも少なくなる。 携帯電話にダウンロードしたアプリケーションに、ユーザー自身でIDとパスワードを入力することでセットアップが完了し、すぐにトークンとして利用が可能。NTTデータのセンターにて一括管理しているOTPが携帯電話に配信される。利用者の操作で処理が完結し、かつ運用もNTTデータ側で行うため、企業の管理者側の手間が大幅に削減できるという。 対応機種は、NTTドコモ、au、ソフトバンクの3キャリア340機種（2008年12月末時点）。今後発売される新機種に関しても動作検証を実施するとしている。なお、すでにハードウェアトークンを利用している場合は、そのままBizEmotion-OTP EEを追加して併用が可能。RSAセキュリティ製のOTPを導入している企業では、認証サーバーである「RSA Authentication Manager」もそのまま活用可能だ。 NTTデータでは、BizEmotion-OTP EEについて今後3年間で10万ライセンスの導入を見込む。 ■ ＵＲＬ 株式会社NTTデータ http://www.nttdata.co.jp/ ニュースリリース http://www.nttdata.co.jp/release/2009/020501.html ■ 関連記事 ・ RSAセキュリティ、耐障害性と拡張性を高めたSecurID認証アプライアンス（2008/12/16）
（ 川島 弘之 ）
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