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日本PGP、複数の受信手段に対応したメール暗号化ゲートウェイパッケージ |
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日本PGP株式会社は2月12日、メール暗号化ゲートウェイを構築するためのソフトウェアパッケージ「PGP Gateway Email Enterprise」を発表した。同日より販売を開始する。 PGP Gateway Email Enterpriseは、自社のデータ暗号化製品群からゲートウェイ型メール暗号化機能を抜き出して提供する特別パッケージ。これを利用すると、メール暗号化ゲートウェイを、容易に構築できるという。ゲートウェイ方式のため、内部の各メールクライアントには特にソフトウェアをアドオンする必要はなく、クライアントソフトウェア方式と比べて、エンドユーザーにかかる負担を大幅に軽減可能。メールサーバーから配信後に、暗号化処理が透過的に行われるため、ウイルス対策、アーカイブなどとの共存が可能なほか、暗号化を各個人任せにしないことから、ゲートウェイでの暗号化ポリシー制御を徹底できるメリットもある。 またメール送信先のクライアントに対しては、それぞれの環境にあわせて選択できるよう、WebブラウザによるSSL通信、暗号化PDFメールといった複数の受信手段を提供。暗号化ツールを未導入の受信者とも、暗号化メールのやりとりを行える。 価格はメールアカウント数によって異なり、101ライセンス以上の場合、年間6900円（税別）/メールアカウントからとなっている。 なお今回は同時に、暗号化PDFの自動配信や一斉配信が可能なソリューション「PGP PDF Messenger」も提供を開始する。暗号化PDFメール配信にのみに機能を限定した製品で、クレジットカードの利用明細や請求書などのメール配信業務、オンラインショッピングサイトでの注文受付後の自動メール配信などに適用できるとのこと。価格はオープン。 ■ ＵＲＬ 日本PGP株式会社 http://www.pgp.com/jp/ プレスリリース（PDF） http://www.pgp.com/jp/insight/newsroom/press_releases/JP20090212_pgp_gateway_email_enterprise.pdf ■ 関連記事 ・ 日本PGPがメール暗号化ゲートウェイを強化、暗号化PDFを容易に送信可能（2008/02/12）
（ 石井 一志 ）
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