クリアスウィフト株式会社は2月19日、メールセキュリティ/Webセキュリティの両アプライアンスについて、搭載ソフトウェアの新版を発表した。時間によってポリシーを変更する機能などが実装されている。
Webセキュリティアプライアンスの新版「Clearswift Web Appliance 1.3」では、タイムベースポリシー機能が新たに追加された。同機能は、休み時間などにポリシーを変更し、従業員が業務に支障をきたさない範囲で、ネットショッピング、SNS、ゲームなどを利用できるようにするもの。これを利用すると、全従業員のWeb利用を把握しつつ、休み時間は自由に使わせるといった、柔軟な対処が可能になるという。
またメールセキュリティアプライアンスの新版「Clearswift Email Appliance 2.7.6」では、フリーメールアドレスへの送受信を制限する「メール送受信コントロール」機能が強化された。今回の強化で、日本のさまざまなフリーメールアドレスに対応し、会社のメール環境からフリーメールへの送信制限を、より的確に行えるようになっている。
加えて、Office 2007やVisio、OpenOffice.orgなどのファイル認識機能を新たにサポート。管理面でも、複数の受信・送信者グループごとにポリシーを一括適用する機能、LDAPサーバーとの連携において自動更新の頻度を細かく設定できる機能なども追加された。
参考価格は、Clearswift Email Applianceが50ユーザーで68万円(税別)から、Clearswift Web Applianceが50ユーザーで95万円(同)から。
■ URL
クリアスウィフト株式会社
http://www.clearswift.co.jp/
ニュースリリース
http://www.clearswift.co.jp/news/PressReleases/?090219
( 石井 一志 )
2009/02/19 14:21
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