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日立ビジネス、GUIでファイルの割符化が可能な「割符エクスプローラー」
日立ビジネスソリューション株式会社(日立ビジネス)は2月19日、データ保護ソフト「割符」シリーズに、「割符エクスプローラー」を追加し、3月9日より販売開始すると発表した。
割符シリーズは、データを分割して別々の媒体に保管し、そのうち2つのデータがそろわないと元のデータには復元できないというセキュリティ製品。新製品となる割符エクスプローラーは、ファイルをツリー構造で表示するGUI画面を持ち、PC上のファイルを自動的に割符化できるのが特長だ。
初期設定において、割符化したいデータを格納しているフォルダを「割符対象フォルダ」として指定。このフォルダ以下のファイルをすべて自動的に割符化して管理することができる。GUI画面上には、割符化されたファイルが原本ファイル情報として表示され、ダブルクリックするだけで自動的に復元して関連するプログラムを起動してくれる。このため、通常の操作と同じ感覚でデータセキュリティのレベルを引き上げられる。ファイルのコピーや張り付け、フォルダの作成などそのほかの基本的操作も、割符エクスプローラーのGUIから実行可能。
ラインアップとして標準タイプとUSBタイプの2種類を用意。USBタイプでは、特定のUSBメモリが割符エクスプローラーの起動やファイル復元のキーとなり、他ユーザーでは復元できないため、よりセキュリティを強化できるという。
ライセンス×5を含んだ価格は、標準タイプが10万2900円、USBタイプが11万1300円。
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URL
日立ビジネスソリューション株式会社
http://hitachi-business.com/
ニュースリリース(PDF)
http://hitachi-business.com/news/pdf/090219.pdf
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( 川島 弘之 )
2009/02/19 17:01
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