株式会社ワイズは3月5日、中小事業所向けUTM(統合脅威管理)の新製品「NetStealth NS231j(以下、NS231j)」を発表した。価格はオープンで、3月6日の発売予定。
NetStealth NSシリーズは、台湾Netflame Technologyと共同開発した中小企業向けのUTM製品。NS231jでは、P2P通信を遮断する機能や、Webサイトを閲覧するだけで感染してしまうウイルスから保護する「httpフルスキャン機能」などを新搭載。後者ではインターネットを常に監視し、ウイルスのダウンロードを防ぐ。
このほかファイアウォール機能、DoS攻撃の緩和機能、IPsec/PPTP VPN機能、URLブロッキング機能、不正侵入検知・防御機能、アンチウイルス・スパム機能などを備え、「インターネット接続に必要と思われるすべてのセキュリティを搭載したのが特長」(ワイズ)としている。
スループットは290Mbps、同時接続数は30万セッション。カスタム開発されたステルスOSの採用により、透過型の導入に対応する。また独自のマルチルーティングアーキテクチャにより、1台で2ドメインの保護が可能。2つのWAN接続を有する場合にも、コストを抑えてセキュリティ対策が行える。
ワイズでは、初年度2000台の販売をめざす。
■ URL
株式会社ワイズ
http://www.ys-net.ne.jp/
( 川島 弘之 )
2009/03/05 17:54
|