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クラスキャット、センドメールの技術を利用した中堅企業向け・ISP向けのスパム対策アプライアンス
株式会社クラスキャットは3月9日、迷惑メール(スパム)対策アプライアンス「中堅企業向け迷惑メール対策アプライアンス」および「ISP向け迷惑メール対策アプライアンス」を、同日より提供開始すると発表した。これらは、センドメール株式会社が提供開始しているソフトウェアを、アプライアンス形態で提供するもので、日本IBMのx86サーバーハードウェアを利用する。
新製品のうち中堅企業向け迷惑メール対策アプライアンスは、クラスキャットのインターネットサーバー管理ツールと、センドメールのスパム対策ツールを搭載し、専任のIT管理者がいない企業でも導入・運用を行えるようにした製品。コラボレーション方式のスパム対策機能、送信ドメイン認証や25番ポートブロック(OP25B)などの機能を備えるほか、添付ファイルをパスワード付きZIP暗号化する機能を利用できる。またオプションにより、AESによる暗号化、ウイルス対策といった機能も搭載可能だ。ラインアップとしては250/500/1000ユーザー向けの3モデルを用意した。
一方のISP向け迷惑メール対策アプライアンスは、1万以上の大規模ユーザーに対応可能な製品。中堅企業向け迷惑メール対策アプライアンスが持つ機能に加えて、ユーザーごとにメールポリシーの条件を設定して該当するメールを隔離する機能、ユーザー独自のスパムコントロール機能などを追加できる。なお今回は、送受信メールの数やコネクション数などをゲートウェイで制御する「インテリジェントメールトラフィックコントロールアプライアンス」もあわせて提供されるとのこと。
なおこれらの製品は、日本IBMのビジネスパートナー経由で販売され、クラスキャットでは年間1000システムの販売を見込んでいる。
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URL
株式会社クラスキャット
http://www.classcat.com/
センドメール株式会社
http://www.sendmail.co.jp/
ニュースリリース
http://www.classcat.com/esc/news2009/news_20090309.html
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( 石井 一志 )
2009/03/09 12:06
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