クオリティ株式会社は3月19日、クライアントPC向けセキュリティ管理サービス「ISM(IT Security Manager)」を、経済産業省のSaaS活用基盤「J-SaaS」上で3月31日より提供すると発表した。
J-SaaSは経済産業省が推進しているITサービス。主に中小企業を対象とし、財務会計などのバックオフィス業務から電子申告までを一貫して行えるワンストップサービスを、SaaS型で提供するという。
今回クオリティがJ-SaaS上で提供するISMは、SaaS形式でクライアントPCのセキュリティ管理機能を提供するサービス。セキュリティパッチの適用状況、ウイルス対策ソフトのパターンファイル更新状況、禁止ソフトのインストール状況などから、PC全体のセキュリティレベルを日時で診断し、ビジュアルに確認することができる。
また、WindowsやMicrosoft Office製品などのパッチ更新状況、ウイルス対策ソフトのインストール状況、ポリシーで禁止しているソフトウェアのインストール状況などを一元的に確認する機能を備えている。さらに資産管理機能によって、ハードウェアやソフトウェアの情報を自動収集し、台帳の作成を行えるため、社内PC資産の現状把握が可能。データをCSV形式で出力する機能も搭載した。
参考価格は、初期登録費用が5万2500円、月額利用料が735円/台。クオリティでは、年間1万社の利用を見込んでいる。
■ URL
クオリティ株式会社
http://www.quality.co.jp/
ニュースリリース
http://www.quality.co.jp/company/newsrelease/news_20090319.html
( 石井 一志 )
2009/03/19 17:30
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