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NTTソフト、グループウェア環境にも対応したメール誤送信防止ソフト新版


誤送信防止の仕組み
 エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社(以下、NTTソフト)は3月24日、メール誤送信防止ソフト「CipherCraft/Mail サーバタイプ」の新版「同 Ver.5」を発表した。グループウェア環境でもメールの誤送信を防止する機能などが追加されている。販売開始は3月31日より。

 CipherCraft/Mailは、誤送信防止機能を持った製品で、クライアントPC向けソフトとサーバー向けソフトの両形態で提供されている。新版が提供される後者のCipherCraft/Mail サーバタイプは、メールプロキシとして動作するサーバーを導入することで、クライアントPCへソフトを入れずに利用できるメリットがある。

 今回の新版では、PCのWebブラウザ上で誤送信防止画面を表示できるため、グループウェア環境においても、あて先の再確認、メール本文の内容とあて先アドレスが対応しているかの目視確認、添付ファイルを開いての内容確認強制、といったメール確認を行えるという。また、グループウェアサーバーに外付けする形となることから、容易に導入できる点も特徴とのこと。

 この機能に加えて、さらなる誤送信防止のための機能も追加されている。具体的には、ある一定条件の送信メールに対して上長など第三者への自動BCC送信を行うように設定する機能、メール送信前に第三者が送信内容を確認する機能、一定時間、サーバーで送信メールを保留する機能などを利用できる。

 価格は、100ユーザーで59万円から。NTTソフトでは、今後3年間で10億円の販売を見込んでいる。



URL
  エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社
  http://www.ntts.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.ntts.co.jp/whatsnew/2008/090324.html


( 石井 一志 )
2009/03/24 18:06

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