株式会社ブロードバンドセキュリティ(以下、BBSec)は4月9日、ネットワークやWebアプリケーションの脆弱性を毎日自動診断する「CrackerGuard」を利用した無償スキャニングサービスを発表した。
CrackerGuardは、インターネット越しから自動的にセキュリティ診断を行う独自のツール。ネットワークスキャン、ネットワーク脆弱性診断、Webアプリケーション脆弱性診断を毎日実施し、日々の診断結果をWeb上で確認できるのが特長。ログイン認証後のWebページの脆弱性自動診断にも対応する。
今回のサービスは、同ツールを利用した無償スキャニングサービス。有償版の前に試用したいというニーズに応えたもの。検査内容は有償版と変わらず、すべての診断項目を検証するが、結果レポートの内容が異なる。
有償版では、脆弱性の数・詳細・対処法などが詳細に報告されるが、無償版レポートでは、6段階のリスクレベル別脆弱性の数などサマリーのみが提供される。より詳細を知りたい場合に本契約へ移行することで、具体的な対処が可能となる。
BBSecでは、無償版によって「脆弱性の数(有無)が把握できるほか、通常の脆弱性診断サービスでは脆弱性が検知されるか否かにかかわらず診断費用が必要なのに対し、脆弱性が存在すると確認してから有償版に移行できるため、診断コストの削減や最適化が図れる」としている。
■ URL
株式会社ブロードバンドセキュリティ
http://www.bbsec.co.jp/
プレスリリース
http://www.bbsec.co.jp/aboutus/press/090409.html
( 川島 弘之 )
2009/04/09 15:44
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