株式会社ラネクシーは4月10日、ログ監視技術を中核とした情報セキュリティソフトウェア「MylogStar Ver.2.0 Light」を発表した。既存のセキュリティソフト「MylogStarシリーズ」を中小規模向けにチューニングし、安価な普及版として提供する。発売は5月11日の予定。
MylogStar Ver.2.0 Lightは、重要なファイルの操作履歴を保存し、情報漏えいなどの際にファイルのトレースを行うソフトで、クライアントPC1000台までの環境に対応する。これを用いると、対象となるクライアントPCのログオン・ログオフ、アプリケーション、ファイル操作、印刷、アクティブウインドウを記録可能。操作記録はOSのカーネルレベルで取得しているため、正確なログが取得できるという。
また、各種検索機能で問題点を迅速に発見できるほか、問題発生時には、トレース機能を用い、記録をさかのぼって調査することが可能。特定ファイルの更新記録を確認したり、USBファイルで持ち出されたファイルの元ファイルを特定したりするのに役立つとのこと。
価格は、サーバー側が40万円(税別)、クライアント側が2500円(同)/ライセンスで、1サーバー、30クライアントが最小構成。なお、差額分のライセンスを購入すれば、標準版のMylogStar Ver.2.0にアップグレードできる。
■ URL
株式会社ラネクシー
http://www.runexy.co.jp/
ニュースリリース
http://www.runexy.co.jp/news/release/news_mylogstar_ver20_light
( 石井 一志 )
2009/04/10 16:57
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