Enterprise Watch
最新ニュース

日本IBM、IP電話とLotus Dominoの連携が可能なソフトウェアを発売


 日本アイ・ビー・エム株式会社は9月25日、IP電話の音声メールをLotus Dominoの電子メールに統合し、一元的に利用することができるソフトウェア「Domino Unified Communications Services 1.2 for Cisco(以下、DUCS)」を10月30日より発売すると発表した。価格は1プロセッサーあたり643,500円から。

 DUCSはIP電話のボイスメッセージをLotus Notesクライアントで聞くことができる。音声メールもLotus Notesが取り扱うデータ情報の1つとして扱うことができるので、送信者や件名ごとの検索ができる。また、音声の再生・録音アプリケーションから音声メールを作成したり、Lotus Notesで管理している音声メールをDUCSを通してPCや携帯電話、固定電話などから聞くことができる。

 DUCSはシスコシステムズ株式会社より発売されている「Cisco Unity」と連携することにより電子メール、音声メッセージ、ファクシミリなどを統一的に取り扱う「ユニファイドメッセージソリューション」を実現することができる。すでにLotus Notes、Dominoを利用しているユーザーであれば、DUCSと「Cisco Unity」を含むCisco IPコミュニケーションソリューションを付加するだけでユニファイドメッセージソリューションを導入することが可能だ。

 なお、日本IBMではDUCSの導入に必要なDUCS導入支援サービス「DUCS for Ciscoクイックスタートサービス」を、DUCSの発売と同時に提供を開始する。また、DUCSを使用したユニファイドメッセージソリューションを、日本IBMと株式会社ユーフィットから提供するという。



URL
  日本アイ・ビー・エム株式会社
  http://www.ibm.com/jp/
  プレスリリース
  http://www-6.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/2003/09253
  株式会社ユーフィット
  http://www.ufit.co.jp/


( 編集部 )
2003/09/25 16:58

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.