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サン、サーバー管理ソフトウェア「Sun Control Station 2.0」を提供

Linux/Solarisサーバーの一元管理・監視が可能

 サン・マイクロシステムズ株式会社は、サーバーのプロビジョニングとシステム管理を行う「Sun Control Station 2.0」を10月中旬より提供する。価格は監視対象サーバー10台の場合で299,000円。

 Sun Control Station 2.0は、同社のアプライアンス製品「Sun Cobalt Control Station」に含まれていたソフトウェアの機能を追加・拡張し、単体のソフトウェアとして提供されるもの。Linuxを搭載したIAサーバーやSPARC/Solarisサーバーの設計・導入・運用・監視を効率化する。

 管理対象サーバーに対しては、その種類やOSカーネルのバージョン、ディスク容量、ネットワークインターフェース数などのインベントリ情報の管理のほか、CPUとメモリの稼動状況の監視とプロビジョニング、OSやソフトウェアのアップデートの情報入手と実行、リモートでの温度やファン・スピードなどの監視やリブート、電源のON/OFFなどを実行するLights-Out管理などが行える。

 また「Sun ONE Grid Engine Enterprise Edition 5.3」を搭載したクラスタグリッドに対しても、プロビジョニング、管理、監視といった運用管理が可能となっている。

 動作OSには、Red Hat Linux 7.3、Red Hat Enterprise Linux 2.1 ES/ASをサポートしている。監視対象サポートOSは、Red Hat Linux 7.3/8.0/9.0、Red Hat Enterprise Linux 2.1 ES/AS/WS、Solaris 8 Update 7、Solaris 9 Update 2。動作システムは同社のIAサーバー「Sun Fire V65x/V60x」をサポートしており、推奨ハードウェア構成は1.0GHz以上のx86プロセッサ、1GB以上のSDRAMメモリ、HDDは80GB以上のRAID 1構成、Ethernet×1となっている。



URL
  サン・マイクロシステムズ株式会社
  http://jp.sun.com/
  Sun Control Station 2.0
  http://jp.sun.com/products/newprod/2003/10/1651.html


( 岩崎 宰守 )
2003/10/01 19:41

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