日本電気株式会社は10月2日より、同社のアプリケーションサーバーソフトウェア「ActiveGlobe WebOTX Ver5.3シリーズ」で動作し、インターネット上のWebサービス検索・照会システムの最新標準仕様「UDDI Version 3」に準拠した「ActiveGlobe WebOTX UDDI Registry Ver2.1」を発売、10月6日より出荷する。価格は、1サーバーあたり100万円で、同社では今後3年間で100サーバーの販売を見込んでいる。
UDDIは、SOAPインターフェイスを持つWebサービスに対し検索を行うもの。「ActiveGlobe WebOTX UDDI Registry Ver2.1」は、最新の標準仕様「UDDI Version 3」に準拠しており、これまでのUDDIで課題となっていたUUIDコードの衝突がなくなるため、グローバルなUDDIレジストリを利用したWebサービス検索はもちろん、複数のWebサービスを活用している企業のイントラネット内でのプライベートレジストリの構築が可能となっている。また複数のPCでWebサービス登録データを共有し、ひとつのUDDIレジストリのように扱えるレプリケーション機能により、信頼性・可用性の高いレジストリの運用が可能となっている。従来の仕様である「UDDI Version 2」にも準拠しており、既存のJavaクライアント、.NETクライアントとの相互運用も保障されている。