日本電気株式会社は、企業内での社員を対象としたヘルプデスク業務や、ITの運用・管理業務を効率化するソリューション「eSupport」を10月8日より販売する。同社では社員数3,000名以上の企業への導入で特に効果があるとしており、今後3年間で100社への販売を見込んでいる。提供価格は、サポート対象ユーザー3,000名の場合で2,550万円から。
すでに同社内のヘルプデスクセンターへ本ソリューションを適用し、サポート所要時間の40%削減を果たしている。これにより得られたシステム構築・導入・運用ノウハウに基づき本製品を提供していく。
eSupportは、米SupportSoftの製品を活用したソリューション。クライアントPCに対して、ウイルス対策ソフトの定義ファイルや修正プログラムの適用、アプリケーションの配布や更新といった作業を自動処理するプログラムを送信する機能や、PC環境の自動情報収集機能やリモート操作機能も備え、企業内サポート業務をインターネット/イントラネット経由で行い、問題の発生状況のすばやく正確な把握、問題解決手段の自動送信・自動実行を可能とするもの。
このほかサポート体制やサポート業務プロセスを分析してシステム構築、運用を含めた改善を行う業務コンサルティングサービスや、サポート要員の教育サービスを提供する。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0310/0803.html
SupportSoft(英語)
http://www.support.com/
( 岩崎 宰守 )
2003/10/08 14:57
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