日本電気株式会社(以下、NEC)は10月16日、企業情報ポータル製品「StarOffice21」シリーズの機能強化を発表した。
今回の機能強化では、従来から提供している文書型ナレッジマネジメントシステム構築製品「アクティブナレッジ」に、カテゴリーをたどってコンテンツを絞り込む検索画面を用意したほか、メンバーや公開範囲をあらかじめ設定したコミュニティ内で、質問や回答のやりとりを行うQ&A機能などを追加。また文書管理システム構築製品「ビジネスキャビネット」についても、「ConceptBaseSearch for ビジネスキャビネット」を利用することで、同製品に格納している文書だけでなく、業務システムやWebサーバーなど異なるシステムで管理している文書も検索が可能となる。
価格はアクティブナレッジサーバーが800万円から、ビジネスキャビネットが180万円から、ConceptBaseSearch for ビジネスキャビネットが275万円から。出荷開始はアクティブナレッジサーバーが12月22日、それ以外の2製品が10月16日より。NECでは「StarOffice21」について、今後3年間で150ユーザーへの販売を見込んでいる。
なお、同社ではアクティブナレッジのトライアルキャンペーンを実施し、100名までの小規模利用に関しては、標準価格の約半額で提供するとのこと。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0310/1604.html
( 石井 一志 )
2003/10/16 20:25
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