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日本BEA、WebLogic開発者支援プログラムを発表
~技術者コミュニティ設立や、WebLogicの開発ライセンス無償提供~
日本BEA 代表取締役社長 ロバート・スチーブンソン氏
日本BEAシステムズ株式会社(以下、日本BEA)は10月23日、システム開発者向け支援プログラム「BEA dev2devプログラム」を発表した。同プログラムは11月12日から開始され、同社では2004年末までに、10万人以上の参加を見込んでいる。
BEA dev2devプログラムは、J2EE標準に完全準拠したBEA製品を活用する開発者を支援し、マーケットの拡大を図るためのプログラムであり、米国では2002年の秋からスタートするなどワールドワイドで展開中という。このプログラムによって、「開発者による開発者のための」オンラインコミュニティを創設し、米国ですでに運用を開始している英語版dev2devサイト内に日本語ページを開設。同社製品の最新情報の提供や、dev2devユーザーグループの設立(当初は東京と大阪を予定)のほか、全国で無償トレーニング(体験ワークショップ)などを行っていく。
また、従来有償で提供されていた、同社のソフトウェア製品群「WebLogic」の開発者ライセンスを、無償で提供していく。開発目的であれば、同社WebサイトからのダウンロードやCD-ROM配布などの手段により、誰でも入手、使用できるようになる。
日本BEAではこのプログラムを通じ、Java/J2EEエンジニアの底上げと拡大によって、開発ツールによるシステム開発の効率化・普及化を図る一方で、まだJavaに触れていないエンジニアの取り込みを狙う。
同プログラムについて、同社の代表取締役社長、ロバート・スチーブンソン氏は「まだ日本ではJava/J2EEのすそ野は広くないので、何とか拡大をさせたいと考え、このプログラムを発表した。当社ではこれからも日本の技術者コミュニティの発展に貢献していきたい」とコメントしている。
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URL
日本BEAシステムズ株式会社
http://www.beasys.co.jp/
米dev2dev Online(英語)
http://dev2dev.bea.com/index.jsp
( 石井 一志 )
2003/10/23 17:56
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