株式会社NEC情報システムズは、中堅企業向けの経理システムソリューション「SP-NAVi」を日本電気株式会社(以下、NEC)と共同で開発し、11月7日より販売する。価格は20,000,000円からで、両社では今後3年間で150システムの出荷を見込んでいるほか、2005年度にはNECグループ各社にも導入する予定。
SP-NAViは、NECが自社で利用している経理情報システム「NAVi」とNECが販売するERPソフト「FlexProcess会計」をベースに開発されたもの。「戦略会計インタフェース」を備えており、他の業務システムと連携して、受注・生産・売上・出荷・入金などの実績や進展の情報を部門ごとに把握できるため、経営での意思決定や戦略策定を迅速に行える。このインターフェイスにより、経理システムの変更における業務システムへの影響を抑えられるほか、同社では、経理システムと連携する業務システムの段階的な再構築も可能になるとしている。また、受注生産タイプ(個別原価計算)と量販タイプ(総合原価計算)のどちらの生産形態にも対応する原価計算機能により、特に製造業やソフトウェア開発業での経理業務の効率化、管理制度の向上を実現するとしている。
両社では、12月3~5日に東京ビッグサイトで開催される「iEXPO2003」で、同製品の紹介を行う。
■ URL
株式会社NEC情報システムズ
http://www.nis.co.jp/
ニュースリリース
http://www.nis.co.jp/news/news_release/news_031107.html
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
( 岩崎 宰守 )
2003/11/07 18:50
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