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SAPジャパン、メーカーの開発プロジェクトを支援するソリューションを発表
SAPジャパン株式会社は11月17日、製品ライフサイクル管理ソリューション「mySAP PLM(Product Lifecycle Management)」
に、設計開発を支援する「cProjects Suite」の日本語版を追加すると発表した。同製品は単体導入が可能で、導入期間は約30日から60日と、簡単に導入できることが特長という。
cProjects Suiteは、製品開発の関連情報をWeb上で一元管理し、開発プロセスにおける期間・コスト・品質についての最適化をはかる製品で、「cプロジェクト」「cフォルダー」の2つより構成される。cプロジェクトは、開発プロジェクトの進行管理、APQP(Advanced Product Quality Planning、先行製品品質計画)に準拠した製品開発手順管理、開発リソース(人的リソース)の計画・管理、承認の管理などを行うもの。cフォルダーは、製品開発、開発購買、設備購買の情報共有をベースに、社内外における仮想的な協業の場を提供。また、文書、図面、品目、部品表などの情報の管理・共有化を行うことで、社内だけでなく、顧客やパートナーも含めた、関係者全員による製品情報の共有化を可能とするとのこと。
同社では、自動車部品メーカー、ハイテク、化学をはじめとする製造業を対象とし、2004年末までに50社以上からの受注を見込んでいる。
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URL
SAPジャパン株式会社
http://www.sap.co.jp/
プレスリリース
http://www.sap.co.jp/company/press/press.asp?pressID=2540
( 石井 一志 )
2003/11/17 17:01
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