株式会社大塚商会は、11月26日より建設業向けのASPサービス集「ケンセツASPライブラリ」と、IT化推進度やCALS対応度を無料で診断する「CALS/IT診断サービス」を、建設業向けの会員制ポータルサイト「ケンセツ21」で提供する。
同社ではケンセツASPライブラリにより、初期投資を減らすことでシステム導入を支援し、CALS/IT診断サービスにより中堅・中小建設業のIT運用を推進するとしている。同社では一般会員無料のケンセツ21での、初年度プレミアム会員(会費1,000円/月)の入会企業数1,000社を目標に、サービスの拡販を図っていく考え。
今回提供されるケンセツASPライブラリは、7つのサービスからなり、業務の効率向上と、ITツールの導入を支援するもの。グループウェア「Web de Stage Plus」は10ユーザー/10MBで3,000円/月、ドキュメント管理システム「Web de Document」は10ユーザー/500MBで5,000円/月、CALS現場プロジェクト管理システム「kkeonsite」は10ユーザー/1GBで40,000円/月、高品質添景素材データ集「Data Station」は60,000円/年、ISO文書管理「かんたんISO」は20ユーザーで20,000円/月、公共工事実績情報システム「かんたん工事実績」は20ユーザーで16,000円/月、電子会議システム「Join Meeting」は5ユーザー50,000円/月で提供される。
CALS/IT診断サービスは、中堅・中小建設業向けのWebサービス。同社が9月より提供し、国土交通省の掲げるCALS/ECアクションプログラムに沿った電子化を推進するソリューション群「CALS/IT DOCTOR」に新たに追加された。インフラ、セキュリティ、電子入札、電子納品、情報共有、リテラシーの各検査項目へ回答を行うことで、IT化推進度、CALS対応度を診断するもので、無料で利用できる。結果はグラフ表示され、対策優先度の高い脆弱個所に対して、システムサポートを含む対応策のコンサルティングを受けられる。
ケンセツ21プレミアム会員特典としては、CADデータ(dwg、dxf、jwc)の無料変換サービス、ケンセツASPライブラリの3%~25%割引、ビジネスデータベース&ニュース配信サービス「日経テレコン21」の初期費用16,000円が無料、月額8,000円が3,000円での割引提供などがある。
■ URL
株式会社大塚商会
http://www.otsuka-shokai.co.jp/
プレスリリース
http://www.otsuka-shokai.co.jp/company/release/news1543.htm
ケンセツ21
http://www.kensetsu21.com/
( 岩崎 宰守 )
2003/11/18 00:00
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