イーディーコントライブ株式会社と株式会社コンピュータウェーブは、「ESD(Electronic Software Distribution)サービス」に、デジタル著作権保護を行う新たなDRM(Digital Rights Management)技術を組み込み、不正コピーを防止するESDコピープロテクションサービスを提供する。両社では現在稼動テストを行っており、年明けに提供が開始される予定。
ESDサービスは、コンピュータウェーブが提供しているソフトウェアのダウンロード販売におけるASPサービス。従来は不正コピーの防止技術を各コンテンツホルダーに任せていたため、プロテクト技術を所有しないコンテンツホルダーは不正コピー防止を行えなかった。EDコントライブが新開発したDRM技術は、ダウンロード終了時に処理を加え、ダウンロードをしたマシンのみでソフトウェアの使用許可を有効にするもので、従来の著作権保護技術のようなダウンロード後のサーバー認証が不要となる。ソフトウェアには、社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が提唱するデジタル情報保護技術DIPT(Digital Information Protection Technology)マークのEタイプが貼付される。