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「Auto Business Suite Ver.2.0」のシステム概念図
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住商情報システム株式会社は、自動車部品メーカー向けのSAPテンプレートの新バージョン「Auto Business Suite Ver.2.0」を12月8日より販売する。価格はテンプレートが10,000,000円から、導入とライセンスの費用は別途必要になる。同社では3年間で20セットの販売を見込んでいる。
Auto Business Suiteは、SAPジャパン株式会社が昨年9月に発表した自動車部品業界向けの「BMAS-II」に、導入ノウハウやメーカー系列ごとのシナリオの差分関連機能を織り込んだもの。受注データをリアルタイムで取り込み、リードタイムの短縮、生産や納期回答といったプロセス管理が行える。
新バージョンでは、そのまま業務に利用できる業界特有のビジネスフローや日本の商慣習に対応した業務シナリオを、生産工程の異なる組立系、加工系の2つの業務モデルで提供している。業界標準EDIのインターフェイスを実装してアドオン開発を低減し、同社では導入期間を約半分に短縮するとしている。
動作にはSAP R/3が必要になる。
■ URL
住商情報システム株式会社
http://www.scs.co.jp/
ニュースリリース
http://www.scs.co.jp/news/10new/20031128_1.htm
( 岩崎 宰守 )
2003/11/28 19:19
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