マイクロソフト株式会社は12月3日、ブレードサーバーなど複数のサーバーを使用するシステム向けにWindows Serverファミリの自動インストールを行う「Microsoft Windows Server 2003, Automated Deployment Services 日本語版 (以下、ADS)」を提供すると発表した。同社Webサイトから同日より無償ダウンロードが可能。
ADSは、同社が進めるIT運用の簡素化、自動化を実現する「Dynamic Systems Initiative (DSI)」の一環として提供されるもの。Windows Serverファミリの、自動インストール、配備および複数のサーバーをスクリプトによって管理するための機能を提供する。ADSを用いることで、従来システム管理費用の大部分を占めるサーバーシステム展開のコストを削減できるという。
対応OSは、コントローラサーバー用としてWindows Server 2003 Datacenter Edition/Enterprise Edition、ターゲットサーバーはWindows Server 2003ファミリおよびWindows 2000 Server(いずれも32ビット版のみ)。