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日本IBM、JSF対応のJava開発ツールの最新版を提供開始 |
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日本アイ・ビー・エム株式会社は12月9日、箱崎で行われたプレスセミナーにおいて、同社のJava RAD（Rapid Application Development）ツールの最新版「WebSphere Studio Application Developer V5.1.1（以下、WebSphere Studio V5.1.1）」を同日から提供開始すると発表した。価格は143,000円から。あわせてWebSphere Studio V5.1.1による開発デモが実機を使って行われた。
JSFを利用することによって、画面を構成するオブジェクトやコンポーネントをドラッグアンドドロップで配置し、それぞれに属性などを設定するだけで自動的にコードが生成される。これまでのようにJSPやサーブレットからHTMLを生成するコードを記述する必要がないため、これからJavaによるプログラミングを学習する技術者にとって大きなメリットといえる。このように直感的で初心者でも容易にJavaプログラミングに取り組むことができるようなツールをリリースするにあたり、WebSphere事業部長の山下 晶夫氏は「みんなのJavaとして（開発層を）水平方向にも広げていきたい」と話す。また、同氏は「WebSphere Studio V5.1.1によって、ようやくVBを超えた」と、MicrosoftのVisual Studio .NET/ASP.NETでのWebFormを強く意識した発言をしている。
同社はJSFを基盤としたリッチクライアントも同様にデモとして紹介した。デモではJSFカスタムタグによって、マスク入力、IMEモードの自動変更、入力チェックなどの入力支援をWebブラウザ上で実現させている。これは、現在大和ソフトウェア開発研究所を中心に現在開発中の「Faces Client」で、コンポーネントをクライアントサイドで動作させるフレームワークである。提供の時期は明言されていないが来年の早い段階での出荷が期待される。 また同社では、「WebSphere Studio Site Developer」、「WebSphere Studio Application Developer」の新規購入者先着50名を対象に、アプリケーション開発学習用CD-ROMとメールサポートを提供するキャンペーンを12月25日まで、developerWorks Toolboxのsubscriptionを半額で提供するキャンペーンを12月29日まで実施している。 ■ ＵＲＬ 日本アイ・ビー・エム株式会社 http://www.ibm.com/jp/ WebSphere Studio Application Developer V5.1 http://www-6.ibm.com/jp/software/websphere/ft/studio/wsad/v51/ 「WebSphere Studio」年末キャンペーン http://www-6.ibm.com/jp/software/websphere/campaign/studio.html developerWorks Toolbox subscription http://www-6.ibm.com/jp/developerworks/toolbox/ The Java Community Process http://www.jcp.org/ja/home/
（ 北原 静香 ）
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