株式会社データ・アプリケーション(以下、DAL)は、WebEDI(企業間電子商取引)でのWebブラウザ操作を自動化するソフトウェア「ACMS WebAgent」を、ACMS B2BのWebEDI対応オプションとして12月15日より販売する。ACMS B2Bのセット価格は接続先5サイトで2,000,000円から。
WebEDIでは、たとえば購買側が取引用のWebサイトを開設、納入側がWebブラウザで注文情報の確認や納期の入力を行うため、中小企業でも多くの企業との取引が可能になる。だが従来のEDIと違い、Webサイトへの接続や取引データの取り込みなどでのブラウザ操作、業務システムとの連携などに手作業が必要で、作業負荷によるコスト増加が問題になっていた。
ACMS WebAgentは、これら一連のブラウザ操作を自動化するソフトウェア。伝票表示型とファイル転送型双方の取引サイトに対応する。接続先URLやユーザーID、パスワード、交換データの種別などはGUIで登録・更新でき、オプションツール「Script Studio」での自動生成も可能だ。自動巡回や自動実行のログ、障害発生時の稼働記録やエラーログ、直前のHTML、リトライ情報は保存され、次回実行時には自動巡回の再処理を行う。
ACMS B2Bは、EDIでのプロトコル/データ変換、トランザクション管理、基幹システムとのインターフェイスといった各機能を提供するソフトウェアで、ACMS WebAgentとの組み合わせにより、取引先データの取り込みから基幹システムへの連携までを自動化できる。
動作環境はOSがWindows 2000 Server SP3、WebブラウザがInternet Explorer 5.5(SP2)/6.0となっている。またScript Studioは2004年5月からの販売となる。
■ URL
株式会社データ・アプリケーション
http://www.dal.co.jp/
プレスリリース
http://www.dal.co.jp/pressrel/20031215.html
ACMS WebAgent
http://www.dal.co.jp/webagent/
( 岩崎 宰守 )
2003/12/15 18:05
|